保護者のための【2分でわかるサッカーのルール】-実は知らないゴールキック-

第4弾【ゴールキック】について解説です!

ゴールキックとは?

ピッチ内のゴール側・横のラインから、ボールが相手選手によって外に出されたときに行います。
蹴るのはボールを出された側のチーム。どのポジションの選手でも蹴ることができます。

【実は知らないゴールキックのルール】

1.ボールがペナルティーエリアから出たときにプレー再開
キックされたボールがペナルティーエリア(GKが手でボールを触れるエリア)から出ればプレー再開となります。小学校低学年生の試合で良く見る光景ですね。ペナルティーエリアから出る前に相手・味方選手が触ればキックはやり直しとなります。

2.ゴールキックによる相手ゴールへの得点は認められる
自陣から蹴られたボールが直接相手ゴールに入った場合、ゴールは認められます。選手の年齢に合わせて試合のコートサイズも大きくなるので、ほぼ起こる可能性はないプレーですがルールにはちゃんと記載されています。

3.自チームゴールへの得点は認められない
 蹴られたボールがキッカーのゴールへ直接入ったらどうなるでしょうか。
この場合得点は認められず、再開方法は2つになります。
①ペナルティーエリアを出ておらず、直接ゴールに入ればゴールキックのやり直し
②ペナルティーエリアから出た後に、直接ゴールに入れば相手のコーナーキックからプレー再開
「こんなこと本当に起きるの?」と疑問を持たれた方もおられると思いますが、実際に起きます。
私が小学生の頃、台風が過ぎ去った後に試合がありました。味方選手が前方に蹴ったボールが強い風によりブーメランのように舞い戻り直接自陣ゴールへ。初めての体験で一瞬固まりましたが、【ゴールキックのやり直し】となりプレーが再開しました。

このようにサッカーのルールはあらゆる場面を想定して事細かく定められています。
まだまだ知らないルールがあるかも知れませんね。

次回第5弾は【コーナーキック】について解説します!

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■保護者のための【2分でわかるサッカーのルール】
第1弾【 ボールは出た?出てない? ゴールは決まった?
第2弾【スローインが反則になる!?
第3弾【アドバンテージ・フリーキックにならない反則
第4弾【ゴールキックのルール
第5弾【コーナーキックのルール
第6弾【オフサイドのルール
第7弾【イエロー/レッドカードの対象となる反則
第8弾【ペナルティ-キックのルール
第9弾【11人制と8人制の違い
第10弾【オフサイドのルール/上級編
第11弾【GKのプレー規則

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