レアッシ福岡フットボールクラブ

福岡県福岡市のサッカーチーム

週5回の練習はムダ。と言っているのに毎日練習しろ!?ってどういうこと!?

みなさんこんばんは。
ディレクターのカズです。

以前僕が書いた『小学生で週5回の練習はムダ。今だに抜けきれない根性論と練習量という神話。』という記事は、とてもたくさんの方に読んで頂きました。
17600PVくらいですが、これについて福岡県以外の方にもたくさんのご意見を頂きました。

この考えに変わりはありませんが、現在僕が担当しているレアッシU-12・1stチームの選手には「毎日練習しなさい!』と言っています。これは矛盾することでしょうか?
誰かに指摘されたわけではありませんが、少し考えてみたいと思います。

練習とは?

1回の時間にもよりますが、小学生の『練習』は週3回(80〜90分程度)で十分です。

しかし僕は小学生年代には「毎日ボールを蹴りなさい」と指導します。
中学生には全く言いませんが、小学生には『自分で毎日ボールを蹴りなさい』と指導します。

一見すると矛盾するように見えますが。

重要なのは『練習』ではなく『ボールに触る』という部分です。
「練習日以外もサッカースクールに行かなくてはならない」ではなく、『自分でボールを使って遊びなさい』。

以前別の記事で書きましたが、『練習』とはそこに指導者がいて「あーだこーだ」言われるため『負荷がかかる状態のもの』を指します。

反対に一人で公園でボールを蹴る時には「負荷は自分で調整できるもの」なので、一般的な『練習』とは異なります。

つまり、肉体的・心理的にも「他人に負荷をかけられるもの」を僕は「練習」と定義します。

反対に友達と集まって自分たちで何かやる場合、「他人に強制されることはない」、「自分で負荷を調整できる」ものなので『練習とは質が異なり』ます。

なぜ『週に5日の練習はムダ』で『毎日ボールを触ることは必要』なのか

『自分でボールを使って何かすること』と『他人に強制されること』には大きな違いがあります。

詳しく論じると時間が長くなるので省略しますが、年齢や子どもの発育状況、現代社会の環境など、様々なことを加味して選手に接しなければなりません。
今の自分が担当している選手を見ると「毎日ボールを蹴りなさい」と言います。
違うグループならまた別の意見かもしれません。

極端な例ですが、「働き者の日本人の文化に対して夏にバカンスをとれ」というのが適しているとは思いません。
しかし、必要以上に『練習』している日本人に「休息を取らないと背が伸びない」と諭すことも必要かと思います。

何れにせよ、目の前の選手が『健全に成長すること』が重要なので、そこにマニュアルはありません。

僕の場合は、『小学生は週に3回の『練習』で十分で、それ以外の時間はできるだけボールを使って遊ぶ』ことで神経系を刺激し、なおかつ内発的動機づけに繋がるという手法です。

重要なポイントは『内発的動機づけ』。
プラシーボ効果でも、効かない薬よりは効果があります。

寄稿者のプロフィール

レアッシ福岡フットボールクラブディレクター吉廣 一仁
□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)
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