15年先に子供たちが働ける職業を想像できますか?

<人間の集中力はどれくらい持つの?>

運動に対しても学習に対しても、子供の集中力を持続させる適切なタイムキープはどのくらいなのかご存知でしょうか?
たとえば、日本でもアメリカでも大学の授業では90分学んで10分休むという区切りになっています。人間の集中力の持続時間を考えるとそれが望ましいスパンだということなのでしょう。

その一方で最近は、25分区切りが良い、という説も出てきているようです。
25分じっくりと学び、5分休むと学習の効率が上がるとのこと。
このくらいのスパンだと、運動に対しても学習に対しても集中力の欠けてしまいやすい子供たちも、1つの単元や1つのテーマについて集中力が持続しそうですね。(※プチ情報ですみません)
集中力が続かないお子様がいたら、是非25分からスタートしてみてはいかがでしょうか。

<子供達の決断力の欠如>

最近になって子供達に対して感じていることとして、『自分で選ぶ』ということができない、もしくは慣れていない子供たちが増えてきてしまっていることです。
今後、人工知能(AI)の発達に伴い現在の職種の半分以上が機械でまかなえてしまう時代がやってきます。
既に学校教育もそちらへ移行しつつあります。(学校の先生が必要なくなってきてしまう時代が来るかも!?)
しかし、外的環境がどれだけ整備されていったとしても、それだけでは解決できない分野があります。
それは、自分が何を学びたいのか、どのような進路に進むのか、『自ら理解しそれを選択させる』ことができるような教育をしていく分野です。
つまり、人対人での対応でしか学ぶことが難しい分野ですね。

義務教育の学習内容科目は、自分で選択をせずとも機械(PC)で学習ができる環境が既にそろい始めてきていますし、高校や大学の入試で点数を取ることを主として知識の詰込みを実施している学校が残念ながらほとんどです。
そもそもこの小、中、高校生の教育システムができてしまっているからこそ、子供たちが自分で決断ができなくなってしまう環境を作ってしまうのですが、、、
しかしそれのみを教育というのであれば、おそらく今後の未来を担う子供たちは激動する社会を生き抜いていけない大人へ成長していくことになるでしょう。
社会に出てからビジネスの場面での問題解決となると、ある程度の時間的幅を持ちながらそれに打ち込んで思考していくことが求められます。
本当の意味での学力、つまり持続的に何かを学ぶ力を測定するのであれば、ペーパーテストによる選抜だけではなく、根気強く学ぶ力や集中力、リーダシップなども欠かせないでしょう。

最近、あるネット情報でこのような書き込みを見かけました。
日本の入試は「サッカー選手を選抜しているはずなのに、面倒くさいから100メートル走のタイムを競わせているような状況」だというのです。
その結果、足の速い選手が「優秀なサッカー選手」として世に送り出され、サッカー選手になりたい子供は短距離走の練習だけしている、そんなゆがんだ状態と今の教育は非常に似通っています。

このような環境に現在あるのだということを、子供を持つ保護者の何パーセントの方々が危機感を抱いているでしょうか?
私たちスタッフは、今ある姿を成長させることに焦点をあてるだけでなく、10年、20年先を見越した教育を、サッカーを通して実施しています。

 

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この記事を書いた人

レアッシ福岡フットボールクラブ

福岡県福岡市南区で活動しているU12、U15サッカークラブチームです。
幼児~小学生のサッカースクールも行っています。

世界トップレベルのスペインバルセロナでコーチングライセンスを取得し現地で監督を務めたコーチ陣が指導します。
選手一人一人の個性や能力に合った指導を行うため、日々の練習に映像分析を取り入れ分析とフィードバックを徹底的に繰り返しています。

レアッシ福岡FCのコーチ陣は常に全力で選手のことを考えます。