U-12・1st TRM フラッププライド

本日、福岡市西区にある小戸公園グランドにてU-12・1stチームのトレーニングマッチを行いました。
対戦相手は北九州にあるフラッププライド。

先週は天瀬カップに参加し、数名の選手が抜けていたのですが、今回も学校行事などで10名で臨みました。

4月から取り組んできたいくつかのテーマ。
約8ヶ月目に入り、それがどれくらいできるようになったでしょうか。

取り組んできたことは大きく3つ。

①「人間的に自立すること」
②「攻撃的なサッカーでどこからでも点を取れるようにすること」
③「チームワークを高めること」

一見①と③は人間性の部分で、②のみがサッカー的なことと思われがちですが、この3つはサッカー選手として成長するための根本的な部分を意味しています。

特に③の「チームワークを高めること」。
短絡的な考えでは「個人よりチームを重んじる」とか「個人の成長よりチームが大事」などど捉えられますが、全く逆です。

「チームプレーを重んじる」ということは「個人の良さを消してチームに徹する」ということではなく、『個人の良さを最大限に引き出すことにつながること』です。

矛盾するように感じますが、そういうことです。
このことの根本的な意味が理解できなければ選手は成長しません。

■試合結果

① vs フラッププライド 9-0勝
(得点:前半:ソウイチロウ、ユウタロウ×2、カナト×2、後半:ユウセイ×2、カナト×2)

② vs フラッププライド 8-0勝
(得点:前半:タイガ×3、ユウセイ×2、後半:カナト×2、タイガ)

今日の2試合目は全員が怠慢なプレーをして、点差こそつきましたが、何も成長しない試合となりました。
それに比べて1試合目は良かったですね。
攻撃のリズムが良く、全員がよく走り様々な形で崩すことができました。
GKのシュウ以外の全ての選手がシュートを打ったり、フィニッシュの局面に絡むことができました。

4月から取り組んできたことがようやく形になってきました。

しかし、ここからはまた壁があります。
小学6年生のここからの時期は、思春期に入る選手もいればまだ、子どもな選手もいます。フィジカルが伸びる選手もいればまだの選手も。
進路のことや、小学校で一番上の立場から中学校という次のカテゴリーに進む中で、外的な環境の変化からバランスを崩してゆくこともあります。

一つ壁を乗り越えたと思ったら安定が始まるのではなく、前回よりは少し難しいレベルの次の壁がやってきます。

小学校卒業まで残り時間がなくなってきましたが、最後まで選手が少しでも成長できるように取り組みたいと思います。
選手全員がどこに行っても次のステージで活躍できるように。

本日もたくさんの応援ありがとうございました。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営