U-12・1st 福岡市長杯 『悔いはない!』 トーナメントで敗戦しましたが総括します

本日、福岡市早良区にある西部運動公園グランドにて、福岡支部の小学生最後の公式戦になる「福岡市長杯」のトーナメントが行われました。

対戦相手は「板付ウィング」。
同じ福岡支部の1部リーグで今シーズンは2敗しています。
今日はリベンジのつもりで臨みました。

しかし今回惜しくも0-1で敗戦となり、それによってこの試合を最後に2019-20のレアッシ福岡FCのU-12・1stチームの公式戦は全て終了となりましたので、この1年間の思いを総括したいと思います。

先に伝えたいのはGKのシュウが高熱のため最後の試合に参加できなかったこと。
この1年間で誰よりも一番試合出場時間が長いGKのシュウ、本人も悔しい気持ちと思います。
彼の物怖じしない性格はチームをどんな時でも安定させてくれました。

また、今大会は守備の粘り強さやポジショニング、攻守においてバランスが良くポリバレントなタイガが術後で試合に出れない状況。
雨の中ベンチから声を出してくれました。

故障者や体調不良はいましたが、でもチームとしてはメンタル的に良い状態。
『何でしょうか?』
彼らの「やってやる!」という気持ちは本当にすごいと思います。
試合に出れない選手がいるにしても他の選手のパフォーマンスが高く、誰が欠けても問題ない状況でした。

リズムは年明けからパフォーマンが安定してきて、キックの精度が高い。
CKやFKを任されるのは彼の長所です。
リーグでの東福岡戦、先日の市長杯予選、共に公式戦でミドルを決めています。

アキトは力強さと細かなテクニック、そしてミドルを持っています。
守備の強さもあり、攻撃の繊細さもある。

ユウタロウは公式戦での得点も多く、スピードがあり力強い。
身体能力が高く、そして誰より「勝利の意識」が高い。
そして、シュウがいない今日は率先してGKの役割を引き受けてくれました。

カナトはドリブルの鋭さとシュートセンスで公式戦&全試合を通じて一番得点を挙げている。
しかし、手術後のブランク&リハビリ明けでコンディションは完全に上がっていません。
それでも最後の大会に出るためにつらいリハビリを終えて。

ユウセイは、今春からファーストチームに抜擢。
テクニックが安定しているのと『動き出しの良さ』が素晴らしく、日を追うごとに着々と成長。
違うタイプのFWとして活躍してくれました。

モモカは長所である「賢さ」は抜群。苦手な部分も克服しています。
今日の板付ウィング戦でも相手のエースをしっかりとブロック。
(もっと攻撃力を身につけ自信を持て!)

ユウヤは明るいキャラで、チームを和ませます&意外としっかり。
中盤での動きが良くボールを動かせる(なので練習ではフリーマンが多い)、そして実際は得点力があると思います。

サトシは本当にチームに貢献してくれました。1対1になっても「絶対に止めてくれる」という信頼感はチームで一番。キツイことを一番やってくれる。
得点の数は記録に残りますが、失点やピンチを防いだ数は残りません。

リョウタは守備の強さを持っている+攻撃の良さもあります(本人が気づいているか?)。
僕が初めて見たのは3年生くらい。その時のプレーを見て「この子は攻撃の隠れたセンスがある」と感じました。

ソウイチロウは常に声を出しチームを引っ張ってくれます。
サッカー選手としてのメンタリティが素晴らしい。テクニック的な課題は次のステップ。
(三宅スクールに初めて体験に来た日からしっかりと成長)

最後に、今日はユウトが応援にきてくれました。
全員が揃うことはできませんでしたが、皆それぞれの立場で。

今日の試合を最後にジュニア年代の公式戦が終了となりました。
この1年、選手は本当に頑張ってきたし、「あの時こうすれば」ということもありません。
選手にいつも問いますが「ベストを尽くしたか?」。

選手、保護者の皆さん、1年間ありがとうございました。
(選手は練習でもTRMでもきついことに対してとても頑張っていました。)

これから皆さんの素晴らしいサッカー人生が続いて行くのを楽しみにしています。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営