U-12後期リーグ開幕!あいにくの雨で見せた「臨機応変な判断」と、失敗を恐れないチャレンジ!

 U-12チームの「後期リーグ(3部)」が開幕いたしました!前期に引き続き、緊迫感のある真剣勝負が続くリーグ戦のスタートです。
 この後期リーグに臨むにあたり、私たちは一つの大きな約束をしてピッチへと向かいました。 それは、「この夏休みのトレーニング、試合、遠征で培ってきたすべてをぶつけ、失敗を恐れずにチャレンジすること」です。
サッカー面における技術やコンビネーションはもちろん、ピッチ外でも「自分たちで率先して準備をする」「フォーメーションや戦術を自分たちでミーティングして決める」といった、人間的な自立心を大きく伸ばしてきた選手たち。 その夏の成長のすべてを試す、タフな開幕戦の様子をレポートいたします。

1. 悪天候の中でも表現された「ビルドアップ」の手応え
 当日はあいにくの強い雨の中でのキックオフとなりました。

◼︎ 前半に機能した、夏のパスワークの成果
 ピッチコンディションがまだ比較的保たれていた前半は、この夏に徹底して磨いてきた「ビルドアップ(後方から丁寧にパスを組み立てて前進すること)」が美しく機能する場面が多く見られました。 止める・蹴るの安定感から意図した形でボールを前線へ運び、素晴らしいコンビネーションから見事に先制得点を奪い取ることができました。

◼︎ ボールが転がらないピッチへの「臨機応変な適応」
 しかし、時間が経ち雨が激しくなるにつれて、グラウンドには水たまりができ、ボールが全く転がらない過酷なコンディションへと変化していきました。これまで通りの地上戦のパスワークが難しくなり、苦戦を強いられる時間帯が続きます。
 その中で素晴らしかったのは、選手たちがピッチ内で状況を的確に認知し、「臨機応変にロングキックを織り交ぜるなど、自分たちでプレイの選択肢を賢く切り替えたこと」です。 自分たちのやりたい形に固執するのではなく、目の前の不条理な自然環境に合わせてプレイを変える。まさに、この夏に育んできた「状況を観て判断する力(サッカーIQ)」の進化がよく現れたシーンでした。

2. 敗戦(あるいは苦戦)から得た、次への明確な「伸びしろ」
 素晴らしいチャレンジが見られた一方で、これからの公式戦を勝ち抜いていくための、極めて明確な課題も浮かび上がりました。

◼︎ 1対1における守備対応(ファーストDF)の改善
 今節の最大の課題となったのは、守備における「1対1の対応」です。 雨でスライディングやカバーリングが物理的に難しい状況であったとはいえ、相手のアタッカーと最初に対峙するディフェンダー(ファーストDF)の対応が甘くなり、ピンチを招く場面がありました。
 「誰が、どのタイミングで、どうやってアプローチをかけるのか」という守備の基本の部分は、まだまだ修正の余地があります。この課題をクリアにできたことは、今後の練習における非常に貴重なデータ(ガソリン)となります。

◼︎ メンタル面で見せた、本当の「ポジティブ」
 技術や戦術の課題は残ったものの、私が何より頼もしく感じたのは、選手たちの精神的なタフさでした。 思い通りにボールが転がらないフラストレーションの溜まる展開、そして雨に打たれる厳しい状況の中でも、選手たちは誰一人として下を向いたり、仲間のミスを責めたりすることはありませんでした。
 お互いに声を掛け合い、最後まで前を向き、ポジティブに諦めずに戦い抜いた姿勢。これこそが、この夏に育んできた「本物のチームワークと自立」の証です。

3. この経験が、これからの戦いを大きく動かしていく
 リーグ戦の開幕戦という緊張感のある舞台で、これだけタフなコンディションを戦い抜いた経験は、選手たちにとって計り知れないほど価値のある財産となりました。

◼︎ 課題を次のトレーニングのエネルギーに変える
 うまくいったビルドアップの自信も、雨の中で学んだ臨機応変な対応力も、そして守備の明確な課題も、すべてが次節に向けた大きな力となります。 この悔しさと手応えを次の練習に大きく活かし、さらに一回り逞しくなった姿を次節でお見せできるよう、また日々のトレーニングから一歩ずつ丁寧に積み上げてまいります。

 雨の中、泥だらけの選手たちを、最後まで温かい拍手と素晴らしいサポートをいただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました!

▪️試合結果
vs ルーセンス 2-6 敗戦(トワ×2)


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この記事を書いた人

□JFAスポーツマネージャーGRADE2
□経歴
2013- NPO法人レアッシ福岡フットボールクラブ理事長