U14 TRM vs NEO〜コーチングがないと機能しないシステムを採用 その意味は?

2/6 日 福岡県糟屋郡にあるシーメイトでトレーニングマッチを行いました。

今日は普段とシステムを変えて試合に臨みました。狙いはうまく行かなきときに各選手がどのようなコーチングが出来るか?U14の選手の責任感と意識をみました。残念ながら悲しいほど何も出来ていないというのが練習の時からの現実です。このままでは県リーグ、クラブ選手権ともに自分たちが直面する現実に立ち向かうことはできないでしょう。その時になって悔やんでも遅いのです。

いつもと違うこのシステムでプレーすると問題が起きることは明確でした。練習でもそうですが問題が起きた時に試合の中でコーチング、選手間で解決しようとする意識が低い選手がまだまだ多いです。FWだったらなぜもっと味方に要求してボールを受けようとしないのか、DFの選手だったらコーチングで中盤の選手を動かさないのかなどです。

今問題になることを今やっているのではなく、相手が格上になった時に起きることを想定して今日の試合はカオスのような展開にしました。しかし今日やったシステムもレアッシのサッカーを本質的にプレーできているならば流動性があり今日のような試合展開になりません。まだまだ形でやっているということが明らかになった試合でしたね。

メンバーが変わったり、コロナの影響で満足に選手が揃わない時こそ先に見える課題に取り組むことができます。多くの時間で試合を支配していることで満足せず、動きの質、ポジショニングの質を高めて自分たちより格上でもしっかり戦えるように練習の中から取り組んでもらいたいと思います。

試合結果

①(40分)レアッシU14A vs NEO U14A 1-1
ゴール:アキオカ (けご)     アシスト:リョウタ(レアッシU12)

②(40分)レアッシU14B vs NEO U15/U14 0-4

③(40分)レアッシU14A vs NEO U14A 1-1
ゴール:カナト(レアッシU12)

④(40分)レアッシU14B vs NEO U15/U14 0-2

⑤(25分)レアッシU14 vs NEO U15/U14 2-1
ゴール:カナト(レアッシU12) アシスト:テル(須恵アザレア)
   :カナト(レアッシU12)

今までのレアッシの中でも戦術的にも、テクニック的にも、メンタル的にも一番高いレベルで選手たちに話しています。選手たちはそのレベルをクリアーできる能力を持っていると思います。しかしメニューや戦術だけが選手の成長を助けるわけではありません。それを取り組む姿勢が選手の成長の有無を分けます。今の時期は執拗に選手たちにそのことを要求していってます。

選手たちの成長を我慢強く見守っていますが、競争があるのも事実です。多くの選手に今自分がしなくてはいけないことの課題に気づいて欲しいと思います。

本日も暖かく見守って頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル3(日本のS級に相当)
□指導歴
2008-2009 RCD Espanyol Juvenil A (U19) コーチ兼 テクニカルスタッフ
2009-2010 RCD Espanyol Juvenil A (U19) コーチ兼 テクニカルスタッフ
2010-2011 Baix Llobregat Cadete A (U15) 第一監督
2011-2012 U.E Sants Cadete B (U14) 第一監督
2012-2013 U.E Sants Cadete B (U14) 第一監督
2013-2014 C.D Almeda Juvenil A (U18) 第一監督
      C.D Almeda Alevin A (U12) 第二監督
2014-2015 C.D Almeda Juvenil A (U18) 第一監督
      C.D Almeda Infantil A (U14) 第二監督
2016.4〜  レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
2017-2018 レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
レアッシ福岡 U12 1st監督
2018-2019 レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
レアッシ福岡 U12 1st監督
2019-2020 レアッシ福岡 U15 2nd監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長 
レアッシ福岡 U12 2nd監督
2020-2021 レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
レアッシ福岡 U11 2nd監督