U-10・1st 予選リーグを1位突破!「田中スポーツカップジュニアサッカーフェスティバル(U-11)」

本日から2日間、U-10・1stチームは熊本県菊池市で行われている「田中スポーツカップジュニアサッカーフェスティバル(U-11)」(主催:カミーレ熊本)に参加しています。

U-11(小学5年生)年代のカップ戦ですが、チャンピオンシップ前に速いプレッシャーに慣れるためにこのような大会に参加させて頂いております。
16チームが4パートに分かれて予選リーグを戦い、結果によって明日の「1,2位トーナメント」「3,4位トーナメント」が決まります。
当然参加チームによっては同じ4年生もいるでしょうが、一つ上の学年の選手のスピードやプレッシャーの速さに適応できるかが鍵です。
今週と来週のカップ戦を良い形で戦い、みんなの力でチャンピオンシップで結果を出したいところです。

試合前のミーティング。
練習で取り組んでいることのおさらいと、修正点を加えて試合へ。前回のTRMでは中盤のスライドに問題があり、止めれるべきところでボールを奪えなかったのでMFどうしの距離感がポイントです。

①バッサーレ 7-0勝
(得点:前半:シュウト×4、後半:1’リンタロウ、6′,7’ケイスケ)
高い位置でボールを奪うことで、得点こそ多く入りましたが、ビルドアップの際のMFとFWのパスコースの作り方が良くなかったです。
中盤の選手の運動量が増え、良い形で前進できず、特にサイドチェンジした後のサポートに問題がありました。
②グランヴァロールY 0-0引分

GKからショートパスCBなどを経由してビルドアップを行う際、「ミスしたら危ない」と怖さが出てしまいます。パスミスはボールを蹴った選手よりも受けて(パスを受ける人)の問題が大きいです。
ただでさえ、GKとCBはプレッシャーを感じるのに誰も「声を出して助けない」ことは問題です。
今日の3試合ではセンターバックとゴールキーパーの活躍でなんとかしのぐことができましたが、これでは「チームは強くなりません」。

③カミーレ熊本 2-1勝
(得点:4’失点、13’シュウト、後半:13’ダイキ)

勝たないと1位抜けできないため、気合を入れて試合へ。
前半はチャンスを決めるも決めれず、カウンターから鋭いシュートを喰らい王展開に。
格上相手の試合だと、ちょっとサボるだけで致命傷になります。
しかし、失点はしましたがキーパー含め、ディフェン陣のプレーは今日の3試合で光っていました。3試合で1失点なので完璧です。

後半も苦しい展開が続きましたが、最後にダイキのロングシュートが決まり、なんとか勝つことができました。

苦しい状況の時に「誰が核になれるか」が分かります。苦しい状況でも声を出せるのか、走ることができるのか、責任を持ってプレーできるのか。

「サッカーは異なる個性が集結した集団スポーツ」ですから、一人の力では勝つことは絶対にできません。
誰かが苦手なことを補ってくれる選手がおり、「それぞれの個性ある選手が組織化する」ことで能力以上の力が出ます。

また、攻撃が上手く行かない時は守備に問題があり、失点する時には攻撃に問題があります。

1位でリーグを突破したのは良かったですが、選手たちには「もう一つ上のレベル」に到達する必要があります。
明日も厳しい試合ばかりになると思いますが、ミーティングで話したことを意識して試合に臨みましょう!

本日もたくさんの応援ありがとうございました!

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営