12/24(祝・月)U11 1stチームが参加している北九州近県サッカー大会が最終日を迎えましたこの遠征では朝食や夕食の時間だけを私達スタッフが決め、それ以外は選手達に任せました(消灯時間や起床時間はもちろん、朝の散歩なども行いませんでした)それはこの遠征の裏テーマであった【選手達の自主性を育む】ためでした(数回、部屋で騒いで注意された事と最終日の宿舎を出発する時間が少し遅れた以外はしっかりと達成してくれました)そして試合
初戦は相手のほぼマンツーマンの守備に苦戦し、そこから慌ててボールを受ける前の準備が疎かになりミスをして更に焦るという悪循環に内容は完璧な負け試合でしたが選手達の頑張りが幸運を呼び込みPKにて勝利迎えた2戦目は初戦の反省を活かしてボールを受ける前の準備をしっかり行う事とビルドアップでどうやって相手を越えて前進するかを確認して試合へ
内容は初戦と比べ物にならない程良く選手達も手応えを感じていたもののカウンターから失点し0-1で後半へハーフタイムに選手達は「内容はいいから大丈夫だよ。逆転できるよ！」と話しながら後半へ後半は更に内容が良く、相手を押し込みながらCFが持ち前の決定力を発揮し逆転勝利そして今大会の最終戦となる試合へ
選手達は2戦目の内容と逆転勝利から得た自信を胸に前半から躍動します相手の守備の狙いをしっかりと見極めながらDFをドリブル・パスそしてポジショニングで外して後方からのビルドアップで前進して何度もゴールへ迫りますがゴールを奪えず反対にロングボールから相手FWにカウンターで抜け出され、失点してしまい0-1で前半終了
しかし選手達は2戦目以上の試合内容の良さに「大丈夫、絶対逆転できる」と声を掛け合って後半へ
この後半の内容は個人的には今シーズンでベスト3に入るものだったと感じています判断基準をチームとして持ちながら相手の動きに合わせて立ち位置やパスとドリブルを使い分ける
選手達が状況に応じてプレーを変えているけどしっかり狙いがあるから再現性がある、でもちゃんと選手達が判断しているから型にはまっていない本当にいいサッカーができていたと思います。もちろん試合には負けてしまったので課題はありますし、ここで満足するつもりは毛頭ありません
でも非常に大きな手応えを感じたのも事実であり、これをさらに進化させてリーグ戦で結果を残したいと思いますそして試合内容の他に手応えを感じたのが選手達の言動です
この三日間でチームの為に行動できる人数や回数が明らかに増えました
さらに「僕があのシュートを決めていれば勝てたのに」「あのシュートを止めていれば」「体力が足りない事がわかったから頑張らないと」など自分の足りない事を自然と口にして悔しがる選手が出てきました
これは自分のプレーを通じてチームへの責任を果たそうという姿勢の表れだと思います最後のミーティングでも伝えましたが、大切なのはこの気持ちをどれだけ持続して練習や試合に臨めるかです
人は良くも悪くも忘れる生き物です。だからこそ自分の意識で悔しい気持ちや高い向上心を持ち続けられる選手が成長できるのだと思います今大会は全試合ケガ人が出た時を除いて前後半で全選手を交代し均等に試合へ出場しました
これは大半のメンバーを占めていたU11 1stはもちろん、1名が参加していたU11 2ndと3名が参加していたU10 1stの選手とそれぞれのチームにも大きな影響を与えるでしょう
それはひいてはクラブ全体の財産となると思いますこのような貴重な経験ができた遠征へ快く送り出していただいた保護者の皆様、ホントにありがとうございました！
この遠征で得たものをそれぞれのステージで発揮して返せるよう、頑張っていきます。
三日間遠くまで応援ありがとうございました。来年もご協力とサポートのほど、よろしくお願いします。■試合結果
①vs二島 0-0(PK:3-2)
②vs周防灘 2-1 ゴール:カナト2
③vs小倉ダック 0-2
最終成績 18位/48チーム中