4/30(日) 練習試合U-9(小学校3年生以下)

4月30日(日)に百道中央公園にて行われた西南さん主催のトレーニングマッチにU-9(3年生以下)の選手11名で参加してきました。
当日は気温の高い中で12分ハーフを3試合行い、選手たちはコーチたちの「かなり暑いから体調を崩す選手が出るかもしれない」という心配をよそに元気に最後まで戦い抜いてくれました。
■試合結果
1.vs西南百道 6-0○ ゴール:ケイスケ3、キッペイ、ソウタ2
2.vs西南野芥 0-7●
3.vs西南愛宕浜 4-1○ ゴール:エイタ、アヤト、ケイスケ2

■監督コメント
「試合におけるコーチングには大きく分けて2種類あると私は考えています。1つ目は選手が失敗をしないようにミスを事前に防ぐ先回りをしたもの、2つ目は選手が失敗をした後に修正を促すものです。どちらのコーチングをどのような割合で・どのように使うかは監督が様々な狙いをもって使い分けることが大切になります。そして今回私は前者を20%・後者を80%の割合で試合に臨むことに決めていました。それは彼らがU-9というサッカーを理解する入口の年代にいること・練習試合という精神的にプレッシャーが大きく掛かることのない状況、という2点からこのように設定しました。試合に勝つことだけが目的であれば先回りしたコーチングを多めにすればよいのですが、それが多すぎると選手がコーチから受けた指導を消化できる1試合・1日の限界を越え、教えられたことの意味を理解せずにコーチのいいなりにただ動いているだけになり【サッカーを理解する】という大事な要素が失われてしまうのです。ですので私は気になったたくさんのミスから【今日の試合・今やっている目の前の1試合で学んでほしいこと】に限定して選手たちにコーチングをしました。また、技術的なミスには目をつぶりコーチングする事にも意識を向けました。それは選手たちがコーチからのアドバイスをもとにして、主体的にプレーをしてほしいからです。それなのにコーチからミスばかりを指摘されていては彼らは思い切ってチャレンジする事ができなくなってしまいます。今日の3試合で彼らに伝えた攻撃と守備におけるポジショニングとマークのつきかたの3点で成長が見られたので、有意義な時間になったと思っています。保護者のみなさまには暑い中で多くのご声援をいただいたこと、感謝申し上げます。」

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル2
□指導歴
2007-2012 清水エスパルス普及部
2009-2012 エスパルスSS駿東JY U-13監督
2012-2013 U.E.SANT ANDREU Infanitil A (U14)アシスタントコーチ
2013-2014 U.E.SANT ANDREU Cadete B (U15)アシスタントコーチ
2014-2015 C.D.ALMEDA Alevin A (U12) 監督
2015-2016 U.E.Sant Joan Despi Alevin D (U12) 監督
      U.E.Sant Joan Despi Infanitil E (U14) 監督
2016-現在 レアッシ福岡FC