オフを取るという考え方 〜年内の活動は全て終了しました〜

12/22日曜日を持って、レアッシ福岡のスクールコース、育成コースのジュニア・ジュニアユース共に年内の活動を全て終了しました。

本日より約2週間、まるまるオフになります。

本当は1ヶ月ほどのオフシーズンを取りたいところですが、様々な公式戦や環境的な側面から難しさがあります。
そのような中でもできるだけ海外と同じようにオフシーズンを設けることは重要です。

日本の場合、年中休みなくサッカーをさせる環境が育成年代にありますが、理想としてはどこかでしっかりと休みを与える必要があります。

この辺は日本サッカー協会がトップダウンでやらないといけないところですね。そのための公式戦の日程調整や選手の移籍期間を設けるなどの改善は今後必須いなってくるでしょう。

海外では夏休みのオフシーズンに「身長が劇的に伸びる」ということも言われていますので、選手の成長を考えると積極的にオフシーズンを取り入れることを検討しても良いと思います。
ただ、国内全体として取り組まなければいけないことなので、各クラブの判断に任せるのは難しさがあります。
現在はオフシーズンの必要性を理解しているクラブも少しづつ増えてますが、積極的に取り入れているクラブは少ないのではないでしょうか。

オフシーズンはサッカーコーチにとっても必要なものだとも思います。
しっかりと時間をとって、自分を見つめ直す時間や、現場から少しの時間離れることで違う景色が見えたりします。

僕の場合は、現在担当しているU-12の総括をしたり、次に自分が担当するかもしれないカテゴリーの構想を練ったりしています。
また、普段より多くのプロの試合を分析する時間もできますので、2週間のオフは次に繋がる重要な時間となっています。

育成年代の1年間のサイクルの考え方がもう少し成熟してくると、選手も指導者ももう少しレベルアップできるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

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