こんにちは、コーチの黒沼です。早いもので私がバルセロナへ来てからおよそ1ヶ月が経過し、日本時間の1/31 23:55バルセロナ発のフライトで日本へ帰国となります。ですので、このコラムが現地からお送りする最後のものになると思います(いくつかネタがあるので帰国後も更新は少し続けます！)まずはこのリンク先の記事を読んでみてください。

さて日本でよく耳にする「プレーヤーズファースト」という言葉。サッカー協会の定義を知る事も大事ですし、各指導者が定義する事も大切な事ではないでしょうか。私は1つの定義として「選手がしっかりとした環境で練習や試合をする権利を奪わない」としています。どういうことかと言うと、先ほどのリンク先の記事にあるようなBチームだから適当な練習でいい・レギュラー以外は試合に出なくてもいい、というような風潮は「プレーヤーズファースト」の精神に反していると思うのです。私がバルセロナにいる間にクラブを訪れてくださったというフリーライターの方がFacebookで「選手の出場時間を管理しているレアッシには選手への愛情を感じた」というようなコメントを書いてくださいました。それを私自身は当たり前の事だと認識していましたが、そうではなかったのだと実感しました。もしこれからお子さんがサッカーをするクラブを福岡市でお探しならBチームや低学年(中学であれば一年生、小学生であれば三年生くらい)のクラブ内での扱いを見るのが、いいクラブを見分ける１つの方法かもしれません。彼らが最初に述べた「選手がしっかりとした環境で練習や試合をする」事ができていれば、そこは良いクラブと言えるのかもしれません。