指導者がサッカーを学ぶ環境を作る。

本日は、スタッフ間で行っている「勉強会」の日でした。
毎週行っている、クラブの会議や育成ミーティングの他に、毎週勉強会を行っています。
「勉強会」というよりは各コーチが持ち寄ったテーマを元に試合の動画を編集し、それについてディスカッションを行います。

今日の僕のテーマは「Apoyo」(サポート)。
プレミアリーグのリヴァプール対マンチェスター シティの試合を題材に、サポートにおける考え方を話しました。
次週はさらに掘り下げて、様々な現象や、そこに内在するコンセプトなどを探る予定です。

このような作業は我々コーチのレベルアップには欠かせません。また、「学ぶことを辞めたら指導者を辞めるべきだ」という言葉がサッカー界にあるように、常に進化しないといけません。

毎週いろんなテーマが出ます。基本的には現在世界で行なわれているプロのリーグ戦などの試合から、ある現象を切り出し、それを自分が担当しているカテゴリーなどと照らし合わせながらディスカッションします。

例えば、「Salida de balón(サリーダデバロン)」に関してどのようなポジション配置で行うか、バルサの試合を参考に「ライン間でプレーする選手にどのようにマークをするか」、「同サイドの攻撃について」など、それぞれのコーチが現在テーマにしていることを動画編集とともに行っています。
勿論上手くつながる時やそうでな時があるのですが、試行錯誤することによって指導者は頭を働かせステップアップして行きます。

プロフェッショナルな指導を行うためには日々勉強。
「今何ができる」ということも大事ですが、「自分をステップアップさせるために努力する」、もしくは「そういう環境に身を置きたい」、そういう指導者が多く集まれば、僕らのような街クラブでもプロクラブに負けない素晴らしい環境ができると思います。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

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