ジュニアユース解体新書➅~レアッシの掲げるスペイン式とは!?~

レアッシ ジュニアユースの活動や考え方についてご紹介させていただく不定期コラムの第6弾です(これまでの記事はこちら→第1弾第2弾第3弾第4弾・第5弾)
今回はレアッシの掲げるスペイン式というものについて説明していきたいと思います

レアッシ×スペインの繋がりとは

始まりは以前、コーチの吉廣カズがバルサスクールで指導をしていた事で、そこから現在もスペイン・バルセロナ在住の坪井健太郎氏と知り合いバルセロナへ指導者留学へ行った事でした

そういった様々な繋がりからコーチの後藤(バルセロナ在住10年・現地の指導者ライセンスレベル3所持)・黒沼(バルセロナ在住4年・現地の指導者ライセンスレベル2所持)・加藤(バルセロナ在住2年・現地の指導者ライセンスレベル2所持)がレアッシへ加入する事になり、現在へと続いています

スペイン(カタルーニャ州バルセロナ県)のサッカー事情

プロのようにプレシーズンとシーズンが明確に分かれておりユースなどであれば7月中旬や下旬にプレシーズンが始まり、年齢の低いカテゴリーでは9月頃からプレシーズンが始まります
そして9月中旬か10月にリーグが開幕して基本的に年間30試合をホーム15試合・アウェイ15試合で戦います

そして選手はシーズンが終われば自分の実力や活躍度などによって違うクラブへ移籍する場合も多分にあります(試合に出られなければシーズン途中で移籍する事もある)
こういう面はプロと似ています

そしてこの移籍という面は指導者にも当てはまります
結果を残せばクラブ内でより良いチーム(去年はBチームだったが、今年はAチームというように)だったり、より上のカテゴリー(小学6年生の担当だったが、来年は中学2年生を担当するなど)を任せてもらえるようになる可能性もありますし、現在のクラブより更に規模の大きいクラブからオファーが来て移籍する事もあり得ます

わかりやすく言うと選手・監督共に結果主義の側面が強いのです
結果を残せなければ良い評価を得る事はかなり難しく、「勝てないけどサッカーの内容がいいから期待して良いカテゴリーを任せよう」という事はあまりありません

だから日本でイメージされるようなスペインサッカーを実践しているクラブはTOPチームがスペインリーグ1部または2部に所属しているか、地域でもかなり力のあるクラブくらいで大半のクラブが少しラフな『戦い』といったようなサッカーをしていました
※レアッシのスタッフが住んでいたカタルーニャ州バルセロナ地域での傾向です

レアッシの考えるスペイン式とは

そういった環境で指導をしてきたスタッフがいるレアッシでは【徹底的に勝ちへ拘る事=レアッシのスペイン式】と考えています
その勝ちに拘るとは、今後公式戦で対戦する相手チームを徹底的に分析する・自チームの試合映像を編集して選手たちと共有する・トレーニングの準備をしっかりと行う・スタッフ同士で積極的にサッカーに関するディスカッションを行うなどをして、試合に勝つ可能性を少しでも高められるようにすることです

それが実現できて『ただ勝つだけではなく、選手が更に成長したり内容を高めて勝つためには何が必要か』という事に目を向けるべきではないかと考えています

だからこそ「勝ちたい!」という気持ちの強い選手と共にレアッシのステージを押し上げていきたいと考えているので、そういった気概(強い気持ち)を持った選手たちとの出会いを待っています!

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この記事を書いた人

□日本サッカー協会C級指導者ライセンス、3級審判員
□指導歴
2008-現在 レアッシ福岡FCコーチ