U-12後期リーグ第2・3節!相手を観たビルドアップの進化と、次へ繋がる「崩しの精度」

 U-12チームはあいにくの小雨が降ったり止んだりする空様の中、「後期リーグ」の第2節・第3節の連戦に臨みました。前回の開幕戦のような激しい雨による不条理なピッチコンディションからは回復し、グラウンド状況が良好だった今節。自分たちが夏場から磨き続けてきた「ビルドアップからの攻撃」をどこまで表現できるか、真価が問われる2試合となりました。
 ピッチで見せた選手たちの確かな進化と、次への手応えについてレポートいたします。

1. 相手を「観て」剥がす。立ち上がりから見せたビルドアップの成果
 今節、チームとして最も手応えを感じたのは、2試合ともに非常に良い集中力で立ち上がることができた点です。

◼︎ 落ち着いたビルドアップとサイドチェンジ
 相手のプレッシャーに対して慌てることなく、ピッチ上の相手の立ち位置を冷静に「観て」前進するビルドアップが機能しました。 中央からの前進だけでなく、相手の守備が寄った瞬間に広く「サイドチェンジ」を使い、一気にオープンなスペースへ展開する見事な形が随所に見られました。

◼︎ 意図を持った崩しからの「決定機」の構築
 たまたまボールが繋がったのではなく、チームとして意図を持ってボールを運び、アタッキングサード(相手ゴール前)へ侵入して決定機(シュートチャンス)まで持ち込む形が何度も作れました。前回の課題を修正し、自分たちの主導権でゲームを進める時間帯を長く作れたことは大きな成長です。

2. 決定力を欠いた原因と、これから高めていく「最後の精度」
 多くのチャンスを作りながらも、今回は2試合ともに「決定力」という部分で課題を残す形となりました。

◼︎ 最後の最後での「無理な体勢」と「強引なプレー」
 良い形からシュートまで持ち込んでいるものの、なぜ得点に至らなかったのか。その原因は明確です。 チームとして目指す攻撃の「形」は確実に出来上がりつつありますが、まだ完全に無意識で出せるほど確立されているわけではありません。そのため、最後の崩しの局面で余裕を失い、苦しい体勢からのシュートや強引な選択になってしまい、一番良い形で足を振ることができませんでした。

◼︎ 連携がスムーズになれば、ゴールは自ずと生まれる
 これは決して悲観すべきことではありません。むしろ、「崩しの手前のプロセス」が完璧に整理されてきたからこそ見えてきた、次のステップ(伸びしろ)です。 ここからさらに選手間の連携(タイミングや距離感)を高め、プレイをスムーズにしていくことで、より良い体勢で決定機を仕留められるようになっていきます。

3. 敗戦の中に光る「大きな希望」を持って、次節へ
 結果としては悔しい敗戦となりましたが、下を向く必要はまったくありません。

◼︎ 自分たちの目指すサッカーへの確信
 相手に合わせて蹴り合うのではなく、自分たちで主導権を握り、状況を認知してボールを動かす。その目指すべき方向性が間違っていないことを、選手自身がピッチ上で手応えとして実感できた2試合でした。

◼︎ 明確な課題を次のトレーニングのエネルギーに
 「どうすればもっと良い体勢でシュートを打てるか」「アタッキングサードでの連携をどうスムーズにするか」という次への課題が、これ以上ないほどクリアになりました。 この手応えと悔しさを糧に、次回のトレーニングからまた一つひとつ精度を上げ、次節ではさらに進化した姿をお見せできるよう、チーム一丸となって準備を進めてまいります。

 小雨が降る肌寒い中、最後まで温かいご声援と手厚いサポートをいただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました!

▪️試合結果
vs サルツ 0-5 敗戦
vs FCCF 0-3 敗戦

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

□JFAスポーツマネージャーGRADE2
□経歴
2013- NPO法人レアッシ福岡フットボールクラブ理事長