組織はチーム。特徴(役割)が違う人が集まって偉業を成し遂げる。

みなさんおはようございます。
昨夜黒沼コーチがスペイン・バルセロナでの仕事を終え、クラブに戻ってきました。長旅の疲れもある中で、ミーティングを行い、その後スタッフ全員で食事に行きました。現在のバルセロナの状況、現地での話、そして不在の間のレアッシの進捗状況など、いろんな話で盛り上がりました。
そして、今シーズンも残りわずかとなり、もうすぐに新シーズンが始まります。目の前の仕事と新しいそれに向けた両方を実りあるものにするために、帰国後もすぐに仕事の話です。

現在レアッシには特徴の違うスタッフが揃っています。僕の役割、他のスタッフがそれぞれがやるべき役割は違います。それぞれの優劣ではなく、まさにサッカーチームと同様に、同じ目的のためにそれぞれが特徴を生かして、自分にしかできない仕事をすることで、組織はチームとしてまとまり大きな成果をあげることにつながると思います。
サッカーチームも同じです。小学生でも中学生でも「チーム」というものはひとつの「組織」です。選手間の特徴は違うし、選手とスタッフ、またはそれに関わる人の役割はそれぞれありますが、全員が同じ方向を向いた時に、大きな力になります。
自己犠牲や協調などこれらの価値観は日本では古くからある考えですが、今現在ヨーロッパでは当たり前のように言われています。サッカー後進国である日本人がもともと持っている特徴が、サッカー先進国のヨーロッパで現在重要視されている。奇妙な話ですが、僕らはすでに強みを持っているのかもしれません。
日本の会社が世界のトップを走れるのは何故か。
ここにも大きなヒントがあるかもしれません。「イビチャオシム前日本代表監督」が言った「日本人を日本化する」。僕らのアイデンティティに、もしかしたら僕ら自身が気付いていないのかもしれません。

話はそれましたが、今年レアッシは大きな飛躍を遂げると信じています。そのためには一つずつ目の前の仕事に向き合わなければなりません。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

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