U-12・1st TRM vs JACPA・ルーセンス・ファルベン

本日、東区にある雁ノ巣レクリエーションセンターGにてU-12・1stチームのトレーニングマッチを行いました。

昨日までの天気とは違って、青空の広がる良い天気。
これから熱い夏を迎えるので、気候の変化にも少しづつ慣れなくては行けませんね。

今日はかなり良い場面とかなり最悪な場面が出た試合となりました。

繰り返しますが、大事なのは『チーム』です。

ただ、「チームが大事」という言葉には、「仲間を支える」とか「協力する」とか以外に重要な要素があります。
各ポジションの役割や狙いなど個別に様々なことが設定されています。それを崩すと今日の1試合目の後半のようにゲーム崩壊へ向かいます。

■試合結果
① vs JACPA 2-4負
(得点:前半:3’カナト、19’カナト、後半:4失点)
前半から得点こそ奪いましたが、チームとして全く機能しませんでした。
それぞれの狙いがチグハグで、相手ゴール前での動きが全くなく、それぞれが自分の役割を意識せず、感覚的にプレーするとこうなる、といった悪い見本のよい例でした。

試合後すぐに試合の動画を編集して選手に見せて、どんな問題が起きているかを確認。

まあ、外から言うのは簡単ですが、やっている選手たちには難しいと思います。それでもチームを進化させるには頑張ってもらうしかありません。

②ルーセンス 3-0勝
(得点:前半:9’カナト、後半:6’ユウト、10’ユウト)

前半に今までになかった「理想的な崩し」が出ました。得点にはつながりませんでしたが、 4人の選手が連動して動くことで決定機を作りました。

③ACファルベン 6-0勝
(得点:前半:カナト×4、ユウセイ、後半:ユウセイ)

パスの出し手と受け手のイメージが異なるケースが多く、イマイチな内容でした。


やはり『攻撃の形を構築する』のは守備よりも時間がかかります。

守備は「相手の攻撃を壊す」作業で、攻撃は「積み上げる」作業です。
建物を壊すのと積み上げるのでは時間に違いがあるのは歴然です。

かなり良い形が数回出たのは良くなっていることと考えましょう!

また、今日のゲームでは攻撃の場面以外でも、とても難しいポジションがありました。

右から攻める時と左から攻める時の役割とポジショニングが異なり、また攻撃時と守備時のシステムが異なるので複雑な動きになります。

その選手のポジション取りは目立ちはしませんが、『チームが機能する』ためにとても重要な役割です。

繰り返します、『チームが機能することが重要』です。

本日もたくさんの応援ありがとうございました!

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営