サッカーが上手くなるためのサッカー以外のトレーニングは!? 〜ライフキネティック〜

みなさんこんばんは。

ディレクターのカズです。

今週、ジュニアユースもジュニアの高学年も体育祭でグランドが使用できないため練習が休みになっています。
僕はこの期間を利用して、ある「講習会」に参加してきました。

実は『ライフキネティック』というトレーニングの「パーソナルトレーナー」のライセンスを持っています。

「ライフキネティック」ってみなさんはどれくらいご存知でしょうか?

おそらくほとんどの方が知らないと思います。

サッカーでいうと、現在プレミアリーグで活躍するクロップ監督がドルトムント時代に取り入れ、ドイツ代表も採用で有名になりました。

現在ではドイツの学校でも教育プログラムに組み込まれ、また、先のクロップ監督もプレミアリーグで指揮を執るリヴァプールでも取り入れています。

ここ数年では日本のサッカー界ではジェフユナイテッド、大分トリニータが導入しているプログラムです。
最近では長谷部選手のスクールなどでも取り入れていますね。

僕がライセンスを取ったのは3年半前。

当時はまだまだ認知が進んでいない状況でしたが、少し事情が変わってきたようです。

ではそのドイツで生まれた『ライフキネティック』とはどのようなものでしょうか?

脳トレと運動の組み合わせ

わかりやすく言うと「脳を鍛える」プログラムですが、そこに普通の「脳トレ」とは違い運動が付加されます。
そしてこのプログラムの一番重要な要素は『誰にでも効果がある』ということです。

トップレベルを目指すアスリートでも、子どもでも、認知症予防の高齢者でも、様々な人がそれぞれの目的に合ったものに役立つというものです。

高齢者の転倒予防にも役立ちますし、子どもの『学習』レベルを引き上げるといったスポーツ以外にも、車の運転、そしてサッカーのレベルアップにも役立ちます。

「楽しいだけのトレーニング」

そしてもう一つの大きな特徴が、『トレーニング自体はとても楽しい』というものです。
ここでは『楽しくない』『苦しい』要素は一切ありません。

おそらく体験して頂ければ分かりますが、「笑顔で笑いが止まりません」。

今までの『日本のスポーツのトレーニングとは異なる要素』を多く含んでいます。

福岡でこれから普及するか?

僕自身としては、この理論に興味を持って実際にライセンスを取る中で受けた研修では『これはかなり良いもの』だと直感的に感じました。
理論が納得なのとヨーロッパで実証されてきているからです。

僕がライセンスを取った3年前では、確か九州で2〜3人くらいしかいなかったと思います。
なのでかなり早い段階で着目していたのですが、ライセンスを取って一切それを実践しませんでした。
おそらく、「一般的に理解されない可能性が高い」ということと「指導する時間がない」というのが主な原因でした。

福岡には3〜5年後か

現在は「ライフキネティック」の認知はかなり進んで、あらゆるスポーツ関係者や自治体でも取り組んでいるところが増えてきました。

僕の感覚では、『ライフキネティックを取り入れたらチームが強くなる』ということ以上に高齢者や子どもたちにとっての有意義なコンテンツになると思っています。

現在関東で火が着きだしたようなので、3〜5年後には福岡でも定着するかもしれません。

僕の予測が合っていれば、そういう風が吹いてくるのではないでしょうか。

多分、来ますね。

ライフキネティックの詳しい情報はこちら

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営