U-12チームは夏休みの活動を締めくくる大一番、「伊万里カップ」に参戦してきました! 厳しい暑さとタフな試合が続く2日間でしたが、これまで選手たちが流した汗と、徹底して取り組んできたトレーニングの成果が、ピッチの上で最高な形で実を結んだ大会となりました。
今大会で見せてくれた子どもたちの目覚ましい成長と、これからの勝負の秋に向けた手応えをレポートいたします。
1. 綺麗事のサッカーではない。状況を「観て」戦い方を使い分ける賢さ
今大会、私たちが最も手応えを感じたのは、選手たちが「ピッチの状況に応じて、自分たちで解決策を選択できるようになったこと」です。
◼︎ メインの「ビルドアップからの攻撃」の進化
夏休みの最重要テーマとして磨いてきた、後方から丁寧にパスを繋ぐ「ビルドアップ」。 今大会では、止める・蹴るのミスが格段に減ったことで、選手間のパスがテンポ良く繋がり、自分たちが意図して相手をいなしながら前進するシーンが何度も見られました。
◼︎ 状況に応じた「ロングキック」という大人の選択
しかし、サッカーは常に自分たちの思い通りになるスポーツではありません。相手が前線から強烈なプレッシャーをかけてきたり、パスコースを厳しく消しにきたりする局面もありました。 そんな時、これまでの選手たちであれば焦って無理に繋ごうとしてミスをして自滅していたかもしれません。
しかし今のU-12は違います。「繋ぐのが難しい」とピッチ内で判断するや、時と場合に応じて効果的な「ロングキック」を選択し、一気に局面をひっくり返すダイナミックな戦い方を見せてくれたのです。 大人の指示(リモコン)を待つのではなく、状況をリアルタイムに認知し、適応する。まさに選手たちの「戦術的な自立」を強く感じるシーンでした。
2. 「阿吽の呼吸」で崩す。意図を持った攻撃の大まかな形
攻撃の崩しの局面においても、お盆明けに徹底してやり込んだ「お互いのイメージの共有」が随所に現れていました。
◼︎ 連動するコンビネーションの決まり出し
誰か一人の「個の力」に依存するのではなく、ボール保持者に対して周囲の味方がタイミングを合わせて顔を出す。そしてツータッチ、ワンタッチの素早いパス交換(コンビネーション)で、アタッキングサード(相手ゴール前)へハイスピードで侵入していくシーンが多く決まり出しました。 「なんとなくボールが繋がった」のではなく、選手全員が同じ意図を持って連動して崩す「大まかな形」が、はっきりとピッチ上に描き出せるようになっています。
◼︎ 決定力(フィニッシュ)という、さらなる「伸びしろ」
もちろん、完璧な大会だったわけではありません。 最後のフィニッシュ(ゴールを決めきる場面)における精度や、プレイスピードをさらに引き上げるための細かなポジショニングの修正など、まだ課題は残っています。
しかし、この「課題」こそが、子どもたちのこれからの成長の栄養素(データ)です。大まかな崩しの形が作れているからこそ、次に取り組むべきポイントが明確になりました。この夏休みの練習成果は、120%発揮されたと断言できます。
3. 9月からの「集大成の公式戦」へ。自信に満ちた背中で挑む
この2日間で、強豪相手に自分たちのサッカーが通用したこと、そしてピンチを自力で乗り越えた経験は、子どもたちの心に「自分たちはやれるんだ」という強烈な自信を植え付けてくれました。
◼︎ 後期リーグ、そして全日本予選という大舞台へ
9月からは、いよいよ小学生年代の集大成とも言える「後期リーグ」、そして「全日本U-12サッカー選手権の予選」という公式戦がスタートします。 この厳しい真剣勝負の舞台を、私たちはただ「結果」だけを求めてピッチに送り出すつもりはありません。 伊万里カップで掴んだこの大きな自信と「チームメイトとの絆」を胸に、一瞬一瞬を自ら探求し、楽しんで戦い抜く逞しい姿を、保護者の皆様と一緒にワクワクしながら見守りたいと思います。
暑い中、遠方まで熱い応援と多大なるサポートをいただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました!
▪️試合結果
vs ユイマール 0-2 敗戦
vs バルティード 1-1 引分(ソウ)
vs 小郡南 0-4 敗戦
vs 塩田 4-0 勝利(ソウ×2、レイシ、ルイ)
vs フトゥーロ 3-0 勝利(トワ×2、ソウ)
vs CFC 1-0 勝利(トワ)





